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丸尾焼窯元日記

熊本県天草市にある丸尾焼という窯元の窯元日記です。陶芸に興味のある方はチェックすると面白いかも・

2010年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年01月

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バンドネオンとギターのライブで考えていること。

 昼前からしとしとと雨が降っている。お陰で比較的暖かい。。。この時期は晴れると真っ青な空を望め夜になると気温が下がるのだが、雨が降ると湿った生暖かい空気が流れ込んで暖かく感じたりする。晴れで冷え込み曇って暖かいので、寒暖の差故なのか・・・風邪をひく人が多発する。私もかなりグツついていたりするのだけれど・・・雨のせいでお客さんが少ないだろうと思っていたが、雨の割にはお客さんが多い1日だった。もっとも焼物を見る人よりも陶芸教室のための来窯だったり、16日に開催するバンドネオンとギターのライブの打合せのために工房を訪れる人だったりと、工房にやってくる人達の用件は各々違っていたりして、なんとなく雑多な来窯者があった1日だった。16日のライブは妻の師匠筋の依頼で急遽開催することになったのだが、何とか目標の配券が出来て赤字を出さない見通しがついた。この時期は色々と用件が重なることが多く、当初は苦労したが・・・期日が近づいてくるに付け・・・券が売れるようになった。

 今回のライブは天草第一暎劇で開催することになっている。普段は映画を上映するスペースがどんなふうに変化するのかを楽しみにしている。この場所でやろうと言ったのは妻だが・・・彼女が映画館に拘ったのは・・・やはり映画の灯を絶やさないように、多目的な映画館の使い方を提案したいと思ったからだと思う。テレビは観ない方だが・・・たまたま観たテレビコマーシャルでDVDのレンタルが一枚数十円だと放送していた。旧作のレンタル呂金一枚あたりの値段だという。新作の料金も正確に覚えていないが、何枚かで千円と言うことで・・・これでは映画館も大変だと思ったのは・・・確か昨日のことだった。一枚数十円でレンタルビデオが借りられ、50インチを超えるモニターで見れば、わざわざ千数百円を支払って映画を見に行く人がいるのだろうか。映画館の危機的状況は、私達の想像を絶するものがあるような気がする。

 おなじようなことなのかも知れないが、音楽業界が苦境に立たされているという話をよく聞く。違法コピーが横行して、当たり前の値段で買うお客が激減しているのだという。レコードの時代が長く続き、そのあとCDの時代に突入した。それがあっという間にメモリーに音を乗せる時代になり、その結果として、音楽を乗せる媒体が要らなくなった。デジタルで録音されたものはほとんど劣化もなくコピーを繰り返される。その結果正規に音楽を購入する人達が激減しているのだという。私はこの件に関して・・・当然と言えば当然の結果だとも思う。今は活字媒体をデジタル化して配信するという事業が始まりつつある。紙を使うこともなく・・・瞬時にどこででも読むことが出来るデジタル書籍も、音楽と同じくコピーし放題の可能性を秘めている。暗号化しているとか・・・プロテクトが掛っているとか、色々な側面で安全だと言われているが、私は以前暗号解読のプロが何処かに書いていた、破られない暗号などあり得ないという言葉の方が・・・本当のような気がしてならない。

 AKB48というユニットがある。このユニットの先見性は音楽を含めて全てが素人くさいところだと言われているが、私の見方は少し違っている。デジタルが中心の世界に置いて、彼女たちはアナログ的な展開をしているところが面白いと思う。デジタルである限りは無限にコピーを繰り返されるが、そこにアナログ的な展開を加えることによって、彼女たちの商品としての価値が高まっている。CDを何枚か購入すると握手が出来ると言うのは・・・アナログ的な展開だろう。山口百恵のCDを1000枚買っても・・・握手など出来ないのだから・・・AKB48の戦略はアナログをデジタルの中に加えた戦略と言うことに他ならない。普通の女の子を集めたようなユニットであることも、アナログ戦略である。私には今をときめく美女という存在がデジタルに見えて仕方がない。そう言う意味でもAKB48はアナログ的である。

 話は随分逸れたが・・・バンドネオンとギターのライブを天草で唯一の映画館で行うことは・・・はなはだアナログ的な企画だと思う。今の時代に合致しているのかどうかは判らないが・・・一つの方向性としては正しいと思っている。CDではなく本当の音を聞けるという意味でも・・・・アナログ的なものが復活するのではないか。今私が考えていることのすぐとなりに・・・拡がりつつある世界でもあるのだ。

ちなみに・・・ライブのことが乗っている丸尾焼のスタッフブログは以下の通りだ。

http://maruoyaki.blog122.fc2.com/

見に来れる人はぜひお越し願いたい。
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