fc2ブログ

丸尾焼窯元日記

熊本県天草市にある丸尾焼という窯元の窯元日記です。陶芸に興味のある方はチェックすると面白いかも・

2011年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年11月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

ライフノートはモバイルの原点だと思う。 2011年10月12日

 キーボード付きのアンドロイドタブレットライフノートが届いた。環境設定はすぐに終わり、実際に使い始めているのがが、思った以上に快適に使うことができていて、ひょっとすると私にとってのメイン端末になるのではないかとさえ思い始めている。なにがよいのかといえばやはり小さいので取り回しがよい。取り回しがよいということは、いつも携帯して使うことができるということを意味する。VAIOもギャラクシータブも取り回しが悪いというわけではないが、普段持ち運んで使うにはバイオは大きく、ギャラクシータブはキーボードが無いのが最大の欠点だ。勝手のモバイルギアを彷彿とさせる端末だが、どちらも同じNECの製品なので、基本的なコンセプトが似ているのは当たり前のことだろう。久しぶりに持ち歩いて文章をいつでも入力できるツールに出会ったと、とても満足しているところだ。私は一般人としてはとても大量の文章を入力する。毎日原稿用紙5枚の窯元日記を書くのが日課だから、10日で原稿用紙50枚。1月で150枚の量は最低でも文章を入力することになる。これにメールの返信や雑多な文章を加えると、おそらく原稿用紙200枚程度の文章は毎月入力しているのだと思う。出来るだけ快適な環境で文章を入力したいと思うのは、そういった事情があるからなのだ。

 ライフノートのよい点はキーボードが打ちやすいということも大きいと思う。最高に使いやすいと言うわけではないのだが、それでも難なくブラインドタッチで入力することができる。私が入力する姿を見て、スタッフの一人が何でそんなに早く文章を打てるのですかと、感嘆の声を上げたが、私は手が小さいので一般的なキーボードよりも、むしろライフノートの方が入力が早いのではないかと思えるほどに、素早く文章の入力ができている。文章の入力もさることながら、それ以外のソフトのレスポンスも驚くほど早い。今のメインノートであるバイオよりもそれぞれの挙動が早いと思う。おそらくアンドロイド端末にしては高度なCPUを使っているので、軽いソフトが多いアンドロイドのソフトが軽快に動くのだろう。インターネットの巡回も、動画の再生もVAIOより早いのではないかと思えるほどに軽快に動いている。しかしキーボードがあることが、私の使用環境にとりこれほど使用感を高めるのかと、改めて驚いている。モバイルという定義をある意味では覆すほどの端末だと思うのだが、なぜ投げ売りをしなければならいほど売れないのかについて考えてみたいと思う。

 まず現代の人はあまり文章を入力しないということが一番の理由だと思う。たとえば携帯電話の文字入力があれほど貧弱なのは、長い文章を入力しないからだろう。50文字か100文字程度で文章が完結するので、ことさら早く入力する必要性を感じないのだと思う。長い文章を入力する人にとって、ライフノートは役不足のイメージがあるのかもしれない。原点にはモバイルについてどう考えるのかということがあるように思う。モバイルとは常に持ち運んで使用するツールといった意味があると思うが、同時に小さいツールという意味も含んでいる。一番身近な携帯ツールは電話だろう。電話というとても身近なモバイルツールをどこまで快適に使いこなすのかという命題で、モバイルが本質的に好きなのかどうかが決まってくるように思う。たとえばアンドロイド携帯。。。それ以前の携帯電話とは一線を画す機能がコンパクトに詰め込まれている。恐らく今後は・・・言葉で喋りかければ文章に変換する機能が付くようになるだろう。もちろん、時代はそういう方向へ流れていくのだろうが、それは言葉を文字にする機能であって、考えたことを文字にする機能ではない。私が欲しいと思う機能はどこにいても通常と変わらない速度で文章を入力できる環境だ。そう言った環境を私は欲しいと思うのだが、一般の人たちはモバイル環境では、そこまで快適な作業環境を求めないのだろう。

 つまり、モバイルの環境下において、快適な使用感を得たいと思う人にとってライフノートは最高の使用感を得ることのできるツールだと断言できる。私は今日一日ライフノートを使ってみたが、二日分のウェブ日記と依頼されていた文章600文字をエディタを使って入力した。文章を入力することに関して、全く苦痛を感じることもなく5000字近い文章を入力できたのだ。5000字の文章といえば原稿用紙13枚近くの文章量になる。これだけの文章を苦痛もなく入力できたのだから、いつでもどこでも・・・モバイルツールとして最適化胃のツールであることは間違いないだろう。何時でも何処でも家にいるときと全く同じ環境を欲するのが、モバイルマニアの性分だろう。アンドロイドタブレットを選択する人は・・・そこまで望まないのだと思う。外出先でメールを読んだり、ネット巡回を一通りできたりすれば、それで十分なのかもしれない。これから先・・・私のモバイルライフは確実に変化する。ライフノートはそう確信するツールだと思う。モバイルギア以来のジャストフィットツール。ライフノートを一日使い込んで感じていることを書いてみた。
スポンサーサイト



| 電脳嗜好 | 01:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |