数を作る 2012年4月2日
仕事場の今月の製造予定をみんなに配布した。今月は比較的人気の高い作品を、数を沢山作るというやり方で仕事の予定を組んだので、種類よりも一つの作品の数が多いという製造予定となった。みんなが少し驚きの表情を浮かべたりしたのだが、私としても考えに考え抜いた仕事の進め方なので、このやり方で今月は徹底していきたいと思っている。今のスタッフはすでにかなりの仕事が出来るようになっているにも関わらず、そのことに対しての自覚が今一つ欠けている。今月からは仕事に対して数をしっかりとこなすという方向へ、仕事のやり方自体を変えていきたいと考えているので、その事も踏まえてミーティングを行った。
今の時代は多品目少量生産の時代だと私は考えているが、多品目の時代でも売れ筋の作品とそうでない作品が存在する。試しに先月から在庫をしっかりと調べて、絵付けの種類も調べてみたのだが、売れるモノと売れないモノがはっきりと数字になって現れてきた。同じ形の作品でも絵付けによっては売れるモノと売れないモノが明確になってきたのだ。今までの製造数は一つの種類に対して120個程度が基本になっていた。この数に種類毎の模様を振り分けると、一つの模様に対して20個程度の作品という振り分けになってしまう。在庫の所で売れる模様塗装でないモノとにかなりの差が出ていたので、同じ作品でも人気の高い文様はすぐに売り切れて、そうでないモノは何時までも残ると言うことが見受けられたのだ。
先月は贈答のシーズンだったので特にこのことが顕著になっていて、人気の高い作品はあっと言う間に売り切れてしまい、そうでない作品は何時までも残るという状況になっていた。工房では出来るだけ人気の高い作品を並べておきたいのだが、そういった作品はすぐに売れてしまい、同じ形の作品でも時期を得ていないも用の作品が残ってしまう。勿論それだけではないのだが、売れ筋のモノを集中的に作るという方向で、今月は仕事を進めていきたいと考えたのだ。
今のスタッフは経験値がかなり高くなってきていて、個人の製造能力もかなり上向いている。こういう時に特に重要なことは、1人1人に作る作品を明示して個別の製造力を高めていく必要がある。仕事の出来高を一気に高めることによって彼ら1人1人が自信を深め、モノを作ることに対しての興味を高めていくことが出来る。私の狙いはそういったところなのだが、果たして目論見通りにことが進んでいくかどうかは、これからの私の差配にかかっている。一生この仕事を続けていくために一番重要な技術は同じ作品を根気強く沢山作るという技術だ。これがプロとして最初に獲得しなければならない技術なのだが、今の工房のスタッフはこの技術を獲得する一つ前の段階の人が多い。出来れば暫くこの仕事の進め方で1日に出来る作品の量を増やしていきたいと考えている。それがある程度出来るようになると、私の仕事場一段ステップアップ出来るようになると思う。あと一息をしっかりと登りたい。。。
今の時代は多品目少量生産の時代だと私は考えているが、多品目の時代でも売れ筋の作品とそうでない作品が存在する。試しに先月から在庫をしっかりと調べて、絵付けの種類も調べてみたのだが、売れるモノと売れないモノがはっきりと数字になって現れてきた。同じ形の作品でも絵付けによっては売れるモノと売れないモノが明確になってきたのだ。今までの製造数は一つの種類に対して120個程度が基本になっていた。この数に種類毎の模様を振り分けると、一つの模様に対して20個程度の作品という振り分けになってしまう。在庫の所で売れる模様塗装でないモノとにかなりの差が出ていたので、同じ作品でも人気の高い文様はすぐに売り切れて、そうでないモノは何時までも残ると言うことが見受けられたのだ。
先月は贈答のシーズンだったので特にこのことが顕著になっていて、人気の高い作品はあっと言う間に売り切れてしまい、そうでない作品は何時までも残るという状況になっていた。工房では出来るだけ人気の高い作品を並べておきたいのだが、そういった作品はすぐに売れてしまい、同じ形の作品でも時期を得ていないも用の作品が残ってしまう。勿論それだけではないのだが、売れ筋のモノを集中的に作るという方向で、今月は仕事を進めていきたいと考えたのだ。
今のスタッフは経験値がかなり高くなってきていて、個人の製造能力もかなり上向いている。こういう時に特に重要なことは、1人1人に作る作品を明示して個別の製造力を高めていく必要がある。仕事の出来高を一気に高めることによって彼ら1人1人が自信を深め、モノを作ることに対しての興味を高めていくことが出来る。私の狙いはそういったところなのだが、果たして目論見通りにことが進んでいくかどうかは、これからの私の差配にかかっている。一生この仕事を続けていくために一番重要な技術は同じ作品を根気強く沢山作るという技術だ。これがプロとして最初に獲得しなければならない技術なのだが、今の工房のスタッフはこの技術を獲得する一つ前の段階の人が多い。出来れば暫くこの仕事の進め方で1日に出来る作品の量を増やしていきたいと考えている。それがある程度出来るようになると、私の仕事場一段ステップアップ出来るようになると思う。あと一息をしっかりと登りたい。。。
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| 陶芸 | 18:12 | comments:1 | trackbacks:1 | TOP↑