丸尾焼窯元日記

熊本県天草市にある丸尾焼という窯元の窯元日記です。陶芸に興味のある方はチェックすると面白いかも・

2014年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年05月

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継続可能な仕事・・・

 アメリカでは新規開業した企業の平均存続年数が5年だという。日本も近年は短くなっていて7年だそうだ。それだけ環境が目まぐるしく変化しているといえるのかもしれないが、5年や7年で新規開業から会社を閉めるところまでが起こるとすれば、目まぐるしさを通り抜けて、息をもつかせぬという感じもしてくる。ネット関係だけなのかと思ったりしたが、そうではなくて全産業の平均だという。インターネットの爆発的な普及により、業績が悪くなっている業態が多く存在している。たとえば音楽関係では、CDが売れなくなってきていると言うし、出版業界もかなり厳しくなってきているようだ。家電製品を販売する店も大型店の出店やネット販売の影響により、売り上げが激減しているという。

 数日前に書いた煙草を売る店も減ってきているし、印刷業もかなり厳しくなってきているようだ。天草など景気の良い業態を探す方が難しいくらいで、どこもかしこも景気が悪いという声ばかり聞こえてくる。この状態が改善するかといえば、それは考えられないことだろう。悪い悪いと良いながら・・・結果としては、ますます悪くなるように思う。大都会のような人がたくさん住んでいるところにチャンスは広がっていき、開店閉店を非常に短期間に繰り返す。そんな有様が都会なのだろうが、人のあまり住んでいない天草などは、次第に立ち枯れるような状況になるように思えてならない。

 このところ継続可能な事業展開とはどういうやり方があるのかと考えることが多い。伝統的工芸品などは、次の世代までどうやったら健全にバトンを渡せるのかと・・・考えることが多いからだ。伝統的な技術は比較的長い時間をかけて技術習得する。汎用の技術と言うよりも、ある形状のモノを作るために、特化した技術である場合が多い。時代が安定的に推移しているときには有効な技術だが、今のように激変が起こっているような時には、社会の変化に対応することが難しい。大家族から核家族・・・さらには個家族。。。それに加えて社会の激変が起こっている。

 子供達に跡を継がせるということであれば、30年単位の視点が必要になってくるだろう。ただし、簡単に今を起点に30年間を見通すことなど出来るはずもない。新規事業が5年で事業を辞めてしまうような時代においては、10年後がどうなっているなど誰も判るはずがないからだ。日本の名だたる大企業が苦戦しているという話を聞く。恐らく何処に行くべきなのかが判っていないのだろう。何も大企業のみではなく、我々も何処へ向かうべきなのかを、真剣に考え続けなければならない。難しい時期だからこそ、考える必要があるのだと思う。
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