FC2ブログ

丸尾焼窯元日記

熊本県天草市にある丸尾焼という窯元の窯元日記です。陶芸に興味のある方はチェックすると面白いかも・

2014年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年05月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

牛深ハイヤ祭

 昨日から牛深ハイヤに来ている。今年は4月19日(土)と4月20日(日)の二日間道中踊りが開催されているのだ。私が会長を務める丸尾會も昨日より道中踊りに参加している。今日の参加者は30名。明日の参加者は40名弱の予定だ。牛深ハイヤは二日間の参加になるので、祭りの気分が持続する。今回も19日の昼くらいから三々五々と人が集まり、稽古したり衣装を合わせたりと祭りの気分を盛り上げていった。

 牛深は好きな町の一つだ。私の住んでいる本渡という町が農業を中心とした町なのに対し、牛深は漁師の町。本渡と牛深は町の人の気性がそれぞれ違っていて面白い。牛深ハイヤ節は潮待ちの船乗りが、酒を飲み女と遊ぶ時に唄われたのだという。当時の日本は近海航路しかなく、近くの港伝いに航路が開けていた。牛深ハイヤ節は港伝いに唄われていき、ハイヤ節をルーツとする民謡は全国に200近く存在するという。

 牛深という土地柄の面白さは、よそからきた人を受容する文化かもしれないと思う。船で出入りする文化が古くから存在していたということは、船で牛深に来た人を受け入れた文化を持つ。船に乗せて様々な文化が渡ってきたところだと解釈すれば、牛深は海を架け橋として様々な文化を受け入れてきたはずだ。道路を通じて輸送が盛んになり近代化した日本が存在するが、海の道を通じた輸送が日常だった牛深を再認識できれば、牛深の新しい可能性が生まれてくるのではないか。牛深に滞在するたびにそんなことを考えたりしている。

 この二日間は雨と隣り合わせだったが、幸いにして二日間とも道中踊りを野外で行うことが出来た。牛深ハイヤの時期は南から風が吹く時期で・・・結果的に天候が悪いことが多い。土曜日は4年ぶりに野外で道行きが出来たほどだ。3年間雨に祟られたせいか、お客さんの出足は今一つだった。最近は天気予報が発達していて、週末の天気は木曜日には判っていたりする。土曜日の7時に少し雨が降ったが・・・雨は9時から降るはずだと・・・主催者の一人が言っていたのには驚いた。ともあれ無事に今年も牛深ハイヤに参加して、楽しいひとときを過ごすことが出来た。来年も来てくださいと多くの人から言われた。祭りの余韻が胸に広がった。
スポンサーサイト



| 町を考える | 16:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |