FC2ブログ

丸尾焼窯元日記

熊本県天草市にある丸尾焼という窯元の窯元日記です。陶芸に興味のある方はチェックすると面白いかも・

2014年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年05月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

考えることの正体

 考えなければならないことがいくつも重なってきていたので・・・考えることを止めた。考えなければならないことが積み重なってきたとき、いつも私が使う方法である。3つくらいまでは何とか平行して考えを進めることが出来るのだが、4つを越えると考えることが急に億劫になる。著在下で考えることを止め、潜在下で考えるようにするのだ。

 そういうやり方があるのかどうか詳しくないが、考えなければならないことが一定以上になると、私は著在下で考えることを止めるようにしている。この20年ほどいくつものことを同時に考えなければならないことが、日常だったからかもしれないが、考えなければならないことが重なってくると、考えることを著在化しないという方法が、自分にとって一番手っ取り早く結論にたどり着く思考方法だと気が付いたからだ。

 潜在下で考えると言う行為は、著在意識上での考えなくても済むための行為ではないかと、そんな感想を持ったりするのだ。もっとも著在的に考えないという裏には、潜在的に考え続けるという行為が存在している訳だから考えていないとはいえないわけで。考えるという行為は著在的なところでだけ営まれているわけではないと考えれば。本質的な思考とは著在的な領域が課題として認識する役割を受け持ち、潜在的な領域で常に考え続けていることが考える行為の正体ではないかとも思う。

 もっとも今現在私が抱えている考えなければならないことは、ほとんどすべて期限が存在している。それらは期限までに判定を下し、結論を出さなければならない事柄だ。さらに言えば・・・そのほとんどはすでに結論が出ている。結論が出ていてもなお考えなければならない理由は、合理的な説明がほしいのだと思う。考えることの正体は、結論に対しての正当な理由付けなのかもしれない。人は合理として納得したい生き物なのだと思う。意識下と無意識下で考え続けることの正体・・・それは己を正当化するための方便なのかもしれない。
スポンサーサイト



| 生きること | 15:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |