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丸尾焼窯元日記

熊本県天草市にある丸尾焼という窯元の窯元日記です。陶芸に興味のある方はチェックすると面白いかも・

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天草大陶磁器展実行委員会開催

 天草大陶磁器展の実行委員会開催。計画と予算案を承認された。例年に比べ周到に準備をしてきたので、これからの進捗が楽しみだ。今年は幾つもの企画委員会を何回も開催し何をするかを明確にしてきた。例年はもう少し大雑把な組立方をするが、今年は何度も話し合いを重ねながら基本計画を作った。大雑把な計画でフリーに計画を立てる方法も私は間違いではないと思う。例年のやり方である基本はしっかりと組み上げておき、それから先のことについて行き当たりばったりに見え、フリーな要素をたっぷりと残しておくやり方が悪いとは思わないが、今年は参加する人たちの意見を出来るだけ汲み上げ、なおかつ自由度もある程度保っておく進め方を選んだ。熊本の震災の影響もあり、震災が秋に向けてどのような影響があるかが、今一つ判らなかったことも事前の準備を周到化させた理由の一つだ。

 天草は今でも観光客の客足が戻っていない。点と点を繋ぐ観光ルートが閉じているという事もあるのだろう。天草ー熊本ー阿蘇のルートが、ほぼ壊滅状態だという。7月から国の大規模なキャンペーンが始まるようだが、果たして・・・どれくらいの人が天草を訪れるようになるか、今のところ全く判らないのだ。秋の状況がどうなっているかについては・・・もっと判らない。人が来るのか来ないのか。我々が考えたところで、今の段階でどのような変化が起こるかを予測することは、とても難しいことだ。陶芸展の骨格はしっかりとしたものを建てた方がいいというのが、企画側の判断で・・・出来るだけ多くの人の意見を加味しながら、かなり具体的な案を作り上げたのだ。ある程度の遊びは残しているが・・・例年に比べると今の段階として考えれば、かなり詳細な計画が出来たと思う。

 私は天草を陶芸の産地として作り上げたいと思っている。天草には世界的に観てとても貴重な天草陶石が存在する島だ。天草陶石は間違いなく島の大切な宝物だ。これだけの資源を有しながら、天草は陶芸の産地にはなれなかった。理由はいろいろあるが・・・陶芸家にその意志が希薄だったのではないか。陶芸家である我々が絶えず産地化の夢を保ち、長い時間をかけて取り組んでいけば、必ず産地化は達成できるのではないかと私は信じている。天草には世界に誇れる天草陶石があるから、50年かけても良いし100年掛かっても良いと思う。けっして焦ることなく天草を陶芸の島に作り上げること。そのためには・・・天草大陶磁器展も成功させなければならないし、天草の窯元が力を合わせて動かなければならない。

 陶芸展で利益を出し通年で事業展開が出来るようになりたいと思う。これからの天草の陶磁器にとって一番重要なことは、一年を通しての仕事の展開だと思う。陶芸という仕事を天草に根を張らせるには、年間を通じた事業を考えることだろう。みんなで協力していけば・・・そんなに沢山のお金も必要ないだろう。10年後にどうなるのか、20年後にどうなるのかを設定し、目標に向かって進んでいければと思う。産地は一日にして成らず。一年2年で作り上げられるわけがないのだから、じっくり取り組んでいけばいいと思う。『悠々として急げ』そんな言葉が胸を去来している。
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