丸尾焼窯元日記

熊本県天草市にある丸尾焼という窯元の窯元日記です。陶芸に興味のある方はチェックすると面白いかも・

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窯元日記・・・雑感。

 この数日・・・忙しくて日記を書くことが出来なかった。先週末は外に出ることが多く、工房に滞在する時間がほとんどなかった。忙しくても書くという状態と、忙しいときには無理をしないというのでは、自分自身に対する負担が全然違ってくる。書かなければという気持ちが強くなると、切迫感が押し寄せて時には罪悪感さえ起こってくる。時間が許せばということとは、全く違った心理状態になるのだ。今の窯元日記は基本的には時間が許せば書く・・・というスタンスで済ませているので、その点では気が楽だ。一日・・・原稿用紙3枚から4枚の範囲なので、文章量としてはそれほどではない。しかも、今の窯元日記には一定のルールがある。それは・・・推敲も含めて1時間内にすべて終わるということだ。推敲は一回と決めている。そこまでが、今の私にとって窯元日記に使うことの出来る時間だと割り切っている。

 文章はかなり乱雑に入力する。ゆっくり考えていると時間の消費が激しくなる。乱雑に文章を書き殴って、一旦放置する。文章を書くという行為はそれなりに頭を使うことなので、すぐに推敲を始めると気持ちがオーバーヒートする。一旦、時間をとって気持ちを沈めることは、とても重要なことだと思う。これはなにも文章に限ったことではない。急ぎの仕事であればあるほど、一旦・・・時間を区切るということは重要な要素だと思う。どんなに急いでいるからと言って、そのまま仕上げに掛かると気持ちが集中できない。仕上げに取り掛かる前に、最も重要なことは、心の中心が落ち着いていることだと思う。尤も・・・いつもそうであるわけでは決して無く、いつも一旦区切って・・・飛び切り慌ただしく仕上げるのが私の基本パターンではあるが。。。

 私の窯元日記だから・・・私がその日どう考えたのかということを軸に展開していったら良いと思う。これが基本だ。。。。私が主体の日記であるにもかかわらず、日常はあまり出てこない。本人はそれなりに毎日忙しく過ごしている。日常とは書くに足らないことだと思っているわけではないが、その日の出来事を箇条書きにして日記を提出したら、文学青年崩れの先生にこっぴどく怒られたことがあり、それがトラウマになっているのかも知れない。日常を箇条書きにするような人生を送るな・・・・と文学崩れに指摘されたのだ。それ以降私は・・・その日に何を考えたのかを書き続けているのかも知れない。ほとんど脈略もないので刹那的に考える人間としか思えないのだけれど、それでも、一貫していますよねと言われることもあるので、書き続けることに少しは意味があるのかも知れない。

 窯元日記を書き始めた一番の理由は、話すことが上手くなりたかったからだ。10年近く前のことだが、自分の思うことを、如何に相手に伝えるかということを、病気のように考えた時期があった。人に自分のことを伝えることが重要だと考えた理由は、ものを作る人間の一人として、自らの立ち位置を説明する機会が増えてきたからだ。時間は1時間であったり、30分であったり、時には10分であったりしたが、相手に自分を説明する機会が増えてきたので、正確に伝えたいと思うようになったことが切っ掛けだ。上手くなったのかどうかはっきりとしないが、修行の一部だと思い定め・・・書き続けている、焼物も日記も基本は同じことだと思う。上手くなる必要はない。自分が出来上がれば良いのだと思っている。本当は上手くなる必要などどこにもない。自分が出来上がればいい。そう思いながら書き続けている。
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