オリンピックのサッカー日本代表が早くも一敗。マア・・・予想していたことだが・・・テレビ報道ではメダルを狙えるのではなかったのか。スポーツ情報だから不確かでも良いというのであれば、予想などしなければいいのにと思う。今日のサッカーの報道に関して言えば、日本が勝つことは考えにくかった。テレビ中継では今日の試合に勝てばメダルが見えてくると言うようなことを・・・盛んに宣伝していたが、私はそんなことなどあり得ないと思っていた。スポーツであれば・・・多少、日本贔屓しても良いという考え方もあるかも知れないが、それを信じて応援している人達にとっては、たまったものではない。こういうところも、今のマスコミが国民から信用されていないことに繋がるのではないかと思う。もちろん自国のチームを応援することは・・・当たり前のことだ。しかしほとんど勝ち目の無いチームを、勝つかも知れないと報道することは、ねつ造行為だとさえ思う。いい加減止してほしいと思うのは私だけだろうか。
スポーツの解説者であれば本来は勝ち負けを予想するべきだと思う。予想が外れた人は解説をやめて貰う。予想の確率データーをとり、判断が正しい人だけを解説者として認める。そうでもしないと・・・いい加減な解説。勝ってほしいという・・・願いごと解説。えこひいき解説が横行し・・・客観的な解説を聞きながら、観戦することなど出来ないままに、オリンピックが終わってしまう。この延長線上に今の左翼系の報道が存在するのではないか。テレビの報道自体がリベラル(日本独自の変形リベラルだが)という名の事なかれ主義に陥っていて、報道に関しても信頼が低下しているように思える。今回の都知事選挙でも鳥越氏などは、オール野党推薦のリベラル系候補だったが・・・彼も元はといえばテレビのキャスター出身で革新的な言動の強い人だった。以前は体制に対してアンチを言うだけで、一定の人気を博すことが出来たので、政治的な進歩がなかったのかも知れない。
鳥越氏の選挙公約は本当に酷いものだった・・・にも関わらず、そのことについてはほとんど報道されなかった。橋下氏が都知事選の公約としては逸脱していると評したが、そのことについてもオブラートで包んだような表現で遠回しな論評しか出なかった。報道の中立性を無視した報道のありかたに愕然とした。。。テレビの信頼はこのような形で消失していくのではないか。私は今でも鳥越氏が都知事になった場合のことを考えると、空恐ろしい気持ちがしてくる。おそらく鳥越氏が都知事に当選していたら、政治的には大混乱になっていたのではないか。ひょっとすれば・・・それがリベラルを自認する人達の狙いかも知れないが、オリンピックも含めて大混乱に陥っていたと思うのだ。今回は候補者が自滅していったきらいがあるが・・・もう少しまともな候補だったらどうなっていたか判らない。アメリカあたりも・・・とんでもない人が大統領候補となっているが・・・どうなるのだろう。。。
今の報道の問題点は大本営化していることなのだと思う。今日のサッカーの試合解説についていえば、今日の試合に日本は勝つだろう。結果としてメダルを取る方向へ進むだろう。日本はそのための準備をしてきたし、相手は試合開始ぎりぎりにしかこなかったので準備不足に違いない。従って日本は負けるわけがない。。。このような報道の流れこそが、大本営発表だったのではないか。スポーツの世界に限らず・・・勝ったチームが強いチームなのだ。日本チームを客観的に見て、ナイジェリアより強かったのか・・・私にはそうは見えなかった・・・日本の方がナイジェリアより強く見えていた解説員がいたとすれば、その人は解説の資格自体無いように思える。嘘のニュース。嘘の解説を重ねて、信頼を失い・・・誰もテレビを信用しなくなる。そんな未来がすぐそこに来ているように思うのは私だけだろうか。
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