丸尾焼窯元日記

熊本県天草市にある丸尾焼という窯元の窯元日記です。陶芸に興味のある方はチェックすると面白いかも・

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陶芸展の準備とパトリシア・・・工房の仕事。

 陶芸展中盤の詰めの仕事が慌ただしくなりつつある。この辺りの忙しさは経験値がないと上手く収まらない。物事には締め切りが存在するので、間合いが判っていないと、間に合うものも間に合わなくなってしまう。今年は比較的うまく準備が進んでいるが、全体を見回すと見落としがあったりして、チェックリストを再構築しているところだ。文言としてのチェックはとても重要だが、ワンフレーズではダメで文章にしてみることが重要だと思う。一つのイベントを表題のみ作って放置していると、そのイベントの必然性が表に現れてこない。何か事を起こす時には・・・必ず必然が存在しており、必然を文章にしてみると、そのイベントの正当性があからさまになってくる。今日はまだ未完成のイベントのタイトルを書き出して、それについて200文字程度の文章を作成しているところ。まだ2つのイベントに対する思いを書いた段階だが、課題が見えてきて有効に機能しはじめている。

 人間の思考というのは実に面白いと思う。最初は漠然としたものが浮かんでくる。時々は最初から整然としたものも存在しているが、一般的に始まりは・・・タイトルのみということが多い。タイトルのみしか頭になくても、次第に明確度が増してきて・・・なぜそのことをテーマとしたのかがはっきりしてくる。結果として必然性が非常に高いイベントになったりする。当初は漠然としたものではあるが、道が先で繋がっているようなことであったりする。経験値が高いということの意味は、経験値が低い人よりも漠然とした行為の意味付けが、正確であったりするのだ。陶芸展の準備は中盤に差し掛かっており、中盤を迎えつつある私は大局を見据えながら、イベントのタイトルの文章を書いている。

 5年ほど前、ブラジルから私の工房へ焼き物を学びに来ていたパトリシアからメールが入り、9月中旬に天草に来るという内容だった。彼女は、現在・・・上海で仕事をしていて、ブラジルに帰る途上に天草に立ち寄るということのようだ。ブラジルは今、オリンピックが開催されており、いろいろ治安の問題などが囁かれたりしているが、日系3世である彼女は何処かしら日本人の雰囲気も漂わせており、懐かしい雰囲気が漂う女性だ。ブラジルは日本からすれば反対側にあるところなので、パトリシアにはいつか私もブラジルへ行くと約束したが、約束を果たせないままにいて心苦しい。9月は何かと忙しいが、パトリシアとの再会が出てきることは喜ばしい限りだ。どんな話を聞けるのだろうか・・・今から心待ちにしている。

 工房はお盆が終わり少しずつではあるが、通常の仕事に戻り始めている。今年はいろいろな仕事が押し寄せてきているので、仕事場の落ち着きが今一つだった。これから後半は外に出ていくことも多いので、その準備も今のうちに済ませておかなければならない。バタバタと帳尻を合わせる仕事が続いていたので、製造個数が減ってしまっており、在庫が殆ど無い状態が続いている。在庫を増やすためには1種類の数を増やし、全体としての製造量を増やす以外方法がない。次男と三男は土の増産体制を整えつつあり、製造個数を増やす準備にとりかかりつつある。私もできるだけ口出しをしつつ、次の段階を目指して工房を鼓舞していきたいと思っている。モノ作りは大変な仕事だ。特に手で物を作る仕事は気の緩みが許されない。ここが醍醐味でもあり弱点でもある。そのことを肝に銘じながら・・・進んでいきたいと思う。
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