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丸尾焼窯元日記

熊本県天草市にある丸尾焼という窯元の窯元日記です。陶芸に興味のある方はチェックすると面白いかも・

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夏の終わり。

 夏が終わろうとしている。子供の頃からこの時期は夏に対して惜別の気持ちが募ってくる時期だった。もっともその頃の惜別の情は、夏に対するというよりも、夏休みに対しての惜別で、終わらない宿題に対しての焦りが半ば以上気持ちを支配していた。今考えると・・・なぜあの程度の宿題をしなかったのか、その理由が今ひとつはっきりしない。おそらく夏休みは終わることなく永遠と続くと認識していたのかもしれない。今日しなかったことは、明日もしない。なぜなら夏休みは永遠に終わらないのだから。当時の私の認識はその程度だったのだろう。それは小学校時代のみの思いではなく、私の人生に対する一つの漠とした想いかもしれない。少年老い易く学成り難し。この言葉が私に襲いかかってくるのは、怠惰な私だから仕方ないかもしれないが、夏の終わりの憂鬱と・・・怠惰な私の憂鬱は同じ所から湧き出ているのだと思う。

 この夏。私はかなり酒を飲んで過ごした。私は酒を呑む時期と飲まない時期があり、今は酒を呑む時期だ。もっとも大酒飲みではないので、ワインならボトル半分くらい。日本酒ならば3合。焼酎だとコップ1杯位が適度な酒量だ。酔っ払うと眠くなる酒で、私の場合酒を呑むことは早く眠ることを意味する。今年の夏かなり酒を飲んだということは、早く寝続けたこととほとんど同義となる。以前は早く寝ると・・・そのまま朝まで起きることなく寝ていた。早く寝てしまうことが嫌で酒を呑むことを控えたり、また飲むことを繰り返していたが、今年の夏は早く寝てしまっても、夜中の3時位には目が覚めて、それから正気の時間を手に入れることが出来るようになった。酒を飲んで10時位にベッドに入り、夜中の3時に起き・・・比較的正気で物事を考える。今年発見した時の過ごし方だ。

 タバコをやめ電子タバコに変えたことも今年の夏のエポックかもしれない。私はヘビースモーカーで階段を登るくらいで息が切れていたが、電子タバコに変えてからは、ほとんどそういう状態がなくなった。電子タバコもタバコに変わりないが、タール分を含まないので体調が良くなっているのだろう。当初使い始めた時はタバコの量が減るかもしれないと思っていたが、実際にはタバコを吸う事自体がなくなった。おそらく電子タバコにもニコチンは含まれているので、ニコチンを欲しいと思わなくなり、タバコを吸いたいという欲求が抑えられているのだと思う。今年の夏の私は毎日酒を飲み、早く寝て早く起き・・・何かを考えながら時を過ごし、タバコをやめ電子タバコを吸うようになった・・・少しだけ健康になった夏だったかもしれない。

 一人になって考えること。。。それは贅沢な時間だと思う。自分が何処から来て今何処にいて・・・今から何処に行こうとしているのかを、じっくり考えることが出来るからだ。それは自分が何者かというテーマにも直接的に繋がっている。大げさに言えば・・・人が生きることは、自分が何者かを問い詰める行為なのかもしれない。小さいころの私は宗教者が仕事であるという事実に・・・驚愕した時期があった。生きることを問い続けることを、生業とする意味がわからなかったのだ。今でも生きることを問い続けることは、人としての定めだと私は思っており、仕事だとすることについて違和感がある。ついついそんなことまで思い出させてしまう、夏の終わりは様々なことを私に問いかける時期かもしれないと思っている。
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