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丸尾焼窯元日記

熊本県天草市にある丸尾焼という窯元の窯元日記です。陶芸に興味のある方はチェックすると面白いかも・

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印刷物はほぼ終了。次は・・・

 大陶磁器展の準備が終わったかと思いきや、小さな課題が色々と出てきて、そのことについて時間を取られている。小さな課題を一つずつ解決するのが、今の仕事の状況となりつつある。もっとも普段の年と比べると、今年は準備が進んでいて、その点では余裕が有るのだが、最終的に何処で終止符を打つのか、終わらせるのかが、思案のしどころになりつつある。事務局から今日一日で陶芸展についての問い合わせが、7件あったと報告を受けた。今の段階でこれだけの問い合わせがあることは異例のことで、そういう意味でも多くの人達が陶芸展を心待ちにしているのだと思う。細部をどれだけ締めて作り上げていくのか・・・これからの課題だと思う。つまるところは気を抜かずに、しっかりと仕事を詰めていくこと。一日一日準備万端だと・・・言い切ることが出来るようにと思っている。

 印刷関係の準備はほぼ終えることが出来た。印刷と一言で言っても陶芸展では、かなり多くの印刷の種類があり、一つ一つ丁寧に指示を出していく作業が続いた。今年デザインを担当してくれた人は、陶磁器展のデザインが初めてだったので、相当手こずったと思う。初めての人との仕事は慣れないこともあると思うし、色々な点で面食らったはずだ。私は人使いが荒いので、土曜日曜や、時間外の仕事が当たり前だったかもしれない。陶磁器展のデザインは多岐に渡るので、そういう意味でも大変だったと思う。いろいろな迷惑ごとを・・・嫌な顔も見せずに仕上げてくれたことに感謝している。私はすでに17年間同じようなことを毎年繰り返しているので、当たり前だという認識が有るのだが、初めての人にとっては大変だったろうと推察している。

 陶芸展も規模が大きくなり、非常に多くの人が関わるようになっている。私は実行委員長としてしっかりと仕事をこなしているのだろうかと、考えることもある。天草の陶磁器がこれから先、素晴らしい可能性を秘めたものになり、多くの陶芸家がこの土地より出て、日本の陶芸に大きな役割を担うような場所を創りあげたいという思いで、企画を立てているのだが、まだまだ志半ばで、もっと・・・やらなければという思いが強くなるばかりだ。自分が生きている間に何処まで進めることが出来るのか、そんなことを考えている。天草には陶石があるから、陶石を掘り出して、他所に売るのではなく、天草自体が陶芸の産地になるようにと、始まった取り組みが天草大陶磁器展だ。このことは天草の人にとっての悲願でもある。私たちはその思いを持って、この取組に誠実に向かわなければならないと思う。

 今年は比較的早くから陶芸展の準備に取り掛かった。一番気を掛けたことは悔いを残したくないということだった。一年は本当にあっという間に終わる。年を取ったからかも知れないが、この前正月だと思っている内に、いつの間にか季節は巡り、今はもう10月の半ばを過ぎている。気を抜いてしまえば来年が有ると自分に言い聞かせるようになる。今年が終わりもしない内に次の年のことをいうのは、今年を諦めたからに他ならない。陶磁器展ではそういう思いだけは持ちたくなかった。目的は陶芸展の成功ではなく、天草の陶磁器産業の振興であり、産地形成だからだ。簡単にできることではないから、私がやることになったのだろう。自分をどう見るかということもあるのだろうが、私が陶芸を選んだのではなく、陶芸が私を選んだのだと、いつの頃からか考えるようになった。私だから出来るのだ・・・そんなことを考えながら陶芸展の準備を進めている。 
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