丸尾焼窯元日記

熊本県天草市にある丸尾焼という窯元の窯元日記です。陶芸に興味のある方はチェックすると面白いかも・

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

皆で踊れば楽しくなる。

 陶磁器展のパンフレットが刷り上がってきた。あらためて今年はディスカッションが多く、私の出番が多くなっている。多くの人たちと話をすることになっているので、一人ひとりに対応することを考えて置かなければならない。今は身ひとつ・・・近藤良平氏との話の骨格を考えているが、私自身舞踏についての造詣が深いわけでもないので、どのように起承転結をつけるのかを考え続けている。私が少しだけ垣間見た世界は能楽の世界。つまり日本的な社会で成立した芸能の世界だ。対して近藤氏の舞踏の世界は、西洋的な背景で成立した世界だろう。もちろん日本化した部分もあると思うのが、基本は西洋なのではないか。そう思うのだが、本当は文化的に融合したものかもしれないし、あるいはルーツは日本にあるのかもしれないとも思う。私が最近考えているのは、日本という国がこれから先、ローカルという立ち位置で、世界と向かい合うのかということだ。というのも世界はこれから先、グローバルとローカルが対峙する構図になっていくと思うからだ。

 国内においては、グローバルとローカルが先鋭化しながら対立する構図は見えないだろうが、世界を見回せばグローバルとローカルの対立軸は先鋭化しているように思う。これからの日本社会を考えていくと、グローバルを受け入れつつ、世界に対して日本のローカルを広めていくことが重要になってゆくと思う。東京のような中央では、世界的に見ても、グローバルな場所として対応していくことが出来るだろうが、天草のようなローカルの極地のような場所では、ローカルを磨いてグローバルに至るような方法を作り上げて進むしかないように思う。グローカル・・・たとえ小さくても、しっかりとしたルーツを持つ何かを作り上げていくしか、天草のようなところの生き延びる道はないのではないか。何年か前に友だちと話をしていた時、天草を盛り上げるための方法を、いろいろと出してみた。その時に友達が・・・天草をラジオ体操の島にすればどうかという話をした。

 天草中の人達が朝6時半に起きて全員がラジオ体操をすれば、素晴らしい健康的な島ができるのではないかというのだ。私は単純に面白いかもしれないと思った。近藤氏は振付師としても著名な人で、近藤氏に天草小唄の振り付けをつけてもらった。ラジオ体操も天草小唄も、天草の全員が一心不乱に踊るようになれば、とても大きなうねりが起こるかもしれない。例えば郡上八幡は盆踊りで有名なところだが、7月から9月の初めまで毎週末盆踊りで開けて暮れる。郡上八幡に行ったことのない人に、いくら説明しても夜を徹して踊る盆踊りの現実感が、沸かないのだが、実際に行ってみれば、人が生きることの意味のようなものを、見つけることが出来たような気さえしてきて、感動する踊りだと思う。誰が始めたのかさえわからないような盆踊りが、郡上八幡という場所の強烈なエネルギーになっているのだ。もちろんこれは答えではなくヒントだろう。人々が夜を徹して盆踊りを踊る地方がある。これが地域の再生に繋がるのではないかと考えたりする。

 私は渋谷で行われていたハローウィンを、凄いことが起きつつあるのかもしれないと考えていた。そう思った途端に東京ではハローウィンが中止となった。何が悪いのか未だに理解できないが、あのポテンシャルは世界に通用するようなものになれたのではないか。外の世界のものを取り入れて、楽しいところを切り取って、自分たちなりに表現して標準化する。私はそれこそグローバルに世界へ発信するとても重要な要素だと思う。何故それを中止にしたのか。。。リオのカーニバルのようになれたのではないか。そんなことを考えたりしている。ひょっとしたらテロルの情報があったのかもしれないが、私としては日本発の新しい歓喜を発信できたのではないかと思う。皆で踊れば楽しくなる。踊りの不可思議の一つかもしれない。
スポンサーサイト

| 生きること | 21:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://maruoyakikamamoto.blog109.fc2.com/tb.php/785-296d48c1

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。