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丸尾焼窯元日記

熊本県天草市にある丸尾焼という窯元の窯元日記です。陶芸に興味のある方はチェックすると面白いかも・

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間違いを重ねる識者

 この一年間くらい世界が混沌としているのだろう、仕事をしながら聞いている世界情勢についての論評が、混乱を極めている。識者と言われる人たちが様々な角度から世界情勢を分析しているのだが、現況についての解説はおおむね似ているのだが、結論となると実に多様で・・・一体どうなってゆくのかわからない状況に突入しているのだと思わざるをえない。今までであれば識者の予想はある程度の近似値に収斂していたのだが、今では予想の範囲が違いすぎて予想しているというより、願望のようなことを話しているケースが増えてきている。アメリカの大統領選挙などがその典型例で、本来であれば予想不可能という答えが正しかったと思うのだが、大方の人はクリントンの勝利を予想していた。

 何故そうなるのかを考えれば簡単な話で、クリントンの勝利を予想する人が多かったからだと思う。識者の最大の弱点は大方の予想を指示することで、そのほうが予想が外れても失点が少ないということなのだろう。今回の場合はクリントンが勝利すると予想する人が多かったわけで、皆も間違えたのだから自分が間違えてもしかたがないという論理展開となる。皆で間違えれば怖くないということなのかもしれないと思う。もっとも全米の投票傾向を分析して、その結果クリントン有利だと言われていたのだから、そういった見方をするほうが正当といえば正当なのかもしれないが、トランプを予想して一人外してしまうことは、識者としての立場が失われることを意味するはずだから、やはり識者のマジョリティとしてはクリントン有利が都合が良かったのだろう。

 最近の識者は予想を外し続けている。これは何を意味するかといえば、ひとことで言うと安定した秩序の崩壊が進んでいるということだと思う。例えばクリントンが大統領になった場合を考えてみるとわかりやすい。恐らく彼女は今までのやり方を堅持しつつ、自分の政策を進めていったはずだ。その場合・・・主流派との合議で政権基盤を作り、従来の方策を進める政策を構築したはずだ。この政治スタイルであれば予測が比較的立てやすい。本流を自認する人達が政策を作るわけだから、今までのような政治の進捗となるはずだ。 ところがトランプ大統領の場合・・・本流というわけではない。今回の大統領選挙では本流と言われた人が、早々と選挙戦から撤退していたのは今回の選挙結果の予兆と捉えることも出来る。

 トランプはいま政治勢力の結集を考えているところなのだろう。様々な人と話をして妥協できる人なのかを人選しているのだと思う。つまり、誰が政権の中枢に入るのか、それによって政権の性格自体が大きく変化する可能性がある。トランプ大統領が良いとか悪いとか今話しをしている人が多いが、それは政権中枢入りする人を見ないと占えないと私は思っている。しっかりとした政権の構築が出来ればトランプはレーガンのような大統領にもなれるだろうし、政権構築がガタガタになれば、それこそ今の韓国のようになってしまう可能性もある。メディアは視聴者がすぐに忘れてしまう存在だと高をくくっているのだろう。安易にトランプを否定するような発言や擁護するような発言がテレビには溢れている。そういった報道が手っ取り早いのかもしれないが、現状をどう見るのか・・・その根本が間違っているような気がしてならない。識者とはせいぜいその程度なのかもしれない。
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