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丸尾焼窯元日記

熊本県天草市にある丸尾焼という窯元の窯元日記です。陶芸に興味のある方はチェックすると面白いかも・

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天草大陶磁器展の総括

 天草大陶磁器展の総括の時期に差し掛かっている。今年は天候に恵まれ、会期も6日間と例年より一日長かったので、全体として非常にうまく回すことが出来た。おそらく今年よりもうまくゆく事は今後・・・難しいのではないかという話も出るくらいで、来年、今年より更に良くするためには、一年掛かりで考えていく必要があるのだろう。今年よりも来場者を増やすためには、今年より早くから企画と準備をしておかなければと思う。それが結論であれば、今年度のうちから、準備を進めなければならないし、年間を通した計画もしっかりと創りあげなければならないと思う。

 天草の場合人を呼ぶことから考える必要がある。熊本市からは・・・2時間。福岡からは・・・3時間半。近くに大きな都市が無いことが、天草のもっとも辛いところで、この距離感を覆すためには大きなインパクトの有ることを、もっとたくさん詰め込んでいかなければと思う。それだけの距離と時間を掛けても、行ってみたいと思うような何か。イベントにそういった仕掛けをふんだんに取り入れなければ、これ以上・・・人は集まらないのではないか。陶芸展の来年に向けた課題の肝は、ここにあるというのが、総括においての共通する思いだといえるだろう。それと平行して考えて置かなければならないことは、天草に来た人達に日常的にどうアッピールしていくかだろう。陶芸展は年間で5日間のみの話なのだから、あとの360日をいかにして焼物と地域を結びつけていくかが重要だと思う。

 陶磁器展自体は陶芸の産業化がテーマであり、産業化の基本は如何にしてお金を稼ぐのかということに収斂する。天草で焼物を焼いている人達が、生活しやすい環境を作り上げることが一番重要なことだろう。世界一焼物が売れる場所を作れば、世界中から焼物を作る人が集まってくるに違いない。地域の文化産業である陶芸を、振興するための最も効果のある行為は、焼物が売れる土壌を作ることなのだ。年間5日間焼物が売れる場所を作ることも重要だが、それ以外の360日間のほうがもっと重要だ。360日間天草に来た人達が、焼物を購入して帰っていくというスタイルをどうやって作り上げるか、私達が取り組まなければならないテーマだと思う。

 どの地方もこれから先は、そういった実質的なことを中心とした振興策を打ってくるだろう。地方対地方の地域間競争が生まれることになる。この競争に勝つためには、理性的で合理的な計画を建てられるかどうかに、かかっているだろう。最小の予算で最大の効果が上がる計画を建てることが出来るか・・・自治体としては無限に予算があるのではなく、予算は限られているからだ。今の時代はアメリカ大統領でさえ、アメリカファーストだと宣言する時代である。その根底にはアメリカが繁栄しつつ生き残るというキーワードがあるのだろう。だとすれば・・・我々は天草ファーストで考えていかなければならない。これから先は、天草ファーストで物事を創りあげなければならないと思う。。いまはそういう時代なのだ。陶芸展の総括の始まりはそういうことだと私は考えている。
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